ドラコスで発見。
九州味の福島ラーメン である。
は?
もう一度言う。
九州味の福島ラーメン である。
福島といえば東北雄藩であった会津藩が
新政府に徹底抗戦したために
分割されあっちこっちに所属させられ
最終的にはもともと3万石足らずだった福島藩がベースの福島県に吸収されたがために
反明治新政府であったのに県名と県庁所在地が同じというという・・・
いやまて福島藩も奥羽列藩同盟だったじゃんそこはどうなってんの?って
あの福島県か?
福島県に福島ラーメンというカテゴリーが存在するかはしらないが
もし存在するとするならば
それは醤油なのか味噌なのか塩なのか豚骨なのかカレーなのかを知りたいところではあるが
そもそも頭に九州味と冠するのであればそれはきっと豚骨であり
豚骨味の福島ラーメンを九州に合うような豚骨味にリファインしたのかと思いきやよくよく見ると
九州味福島ラーメン
(しょうゆ味)
との表記を見つけ ますます混迷を深める結果となり
実はこの「福島」は福島県の福島ではなく
福島市として申請したもののそれは福島県福島市とカブるがために
八女市となった旧福島町の福島なのではなかろうかと再推察するのだが
その福島(八女)に福島ラーメンなるものがあるとは聞いたことがないし
その福島ラーメンがしょうゆ味である理由もよく解らない。
そして作っているのは江崎製麺有限会社で福岡県筑後市の会社。
八女ではない。隣だが。
食ってみなくちゃ解らない!
この手の棒ラーメンってさ
なんでたいがい2人前1パックなんかね?
袋から出して放置しとくわけにもいかず
1人前食ったら速攻でもう1食食わなくちゃいけない。
偶数人家族ならいいけれど 奇数人家族はどうしたらいいん?
夫婦2人で子供3人で5人前なら6人前作ってもそうは変わらんけど
独居世帯だと2食連続でおなじもん食うのはなかなかアレよ?
この手の棒ラーメンってさ
鍋入れるの苦労するよね。
パラパラパラって入れて
ぐねんと鍋に入ろうかという瞬間に
腹減りすぎてて早くお湯が沸いて欲しいがために
強くし過ぎたガスの火が鍋からはみ出るほどで
その火の直撃を受けた麺の上から1/5のあたりが焦げることあるよね。
この手の棒ラーメンってさ
スープ入れるとき手めっちゃ熱いよね。
あ 棒ラーメンに限らないか・・・
漢は素ラーメン
ナメてた!
うまいぞw
麺は棒ラーメン特有のシコ感たっぷり。
ツル感も楽しい。
なによりもスープ。
ダシに由来するマイルドな酸味が心地よい。
これがしょうゆ味と言われるラーメンに属するのかははなはだ疑問だが
たぶん動物性脂に属するマイルドな香りと
たぶん魚介系のダシのバランスがいい。
ちょっと胡椒強めで大人味。
ごま油でも少したらせば町中華に肉薄する味わいとなっただろう。
具はたまごが良く似合う。
むぅ!!
恐るべし九州味福島ラーメンしょうゆ味
※どんぶりに渡し箸しているのは後片付けを容易に行うためで
もう要りませんという意ではありません。