
栗饅頭。
俺を知る人からすると 「は?」 だと思う。
そう 俺が栗饅頭!
栗饅頭はおろか栗でさえどうかというw
いやそうよ。うん。どっちかいうと苦手食い物。
栗饅頭つったら ほら スーパーのパンコーナーの端っこで
なんかほら よくわからんビニールに密封されててさ
買い物のついでに母ちゃんが買ってきて台所に置いてあって
学校から帰ってきてなんも食い物無いから仕方なく食うんだけど
なんだか口の中でモサモサしやがって
そもそもガワもそこそこモサモサで
中身は世界最大級のモサモサで
半分くらい食ったところで
「やっぱバンメシ待っとけばよかったー」って後悔しながら
モサモサに耐えられず飲みもの探すけど
お茶を飲むには湯を沸かさんといかんから
それめんどくさくて 水飲んだら
口の中でモサモサが水と馴染むこともなく・・・
そんな栗饅頭。

二鶴堂。
久しぶりにパパイア鈴木見たら
なんだか変な踊りやってるんだけど妙に脳に残るCM。
あれが二鶴堂。
某在福民放TV局の営業のえらいひとが
ここの栗饅頭が途方もなくうまいと絶賛。
今日もアサメシに食ってきたと。
お付の若い人らが「ウンウン」と深くうなずく。
そして若い人は「洋酒にめちゃめちゃ合う」と。
二鶴堂の栗饅頭 どんだけ!www

たかっ!!!
いいお値段すんなー!
コンビニのレジ脇で100円もしないんじゃね?
1個でも売ってくれるんで 買ってみた。

まずは見た目がいい。
このツヤ感。
だが俺は何度もこのツヤに騙されてきた。
ツヤっぽいんでツヤっぽいのかと思いきや
究極にモサい。
それが栗饅頭。 俺は知ってる。

ああああああああああっ!!!!

いや モサい。
栗饅頭ならではのモサ感はある。
だがそれは栗饅頭の栗饅頭たるアイデンテティ。
モサい。だがしっとり。相反する要素がここに昇華している。
その基礎概念はガワにも。
外側から内側へとモサ度は緩やかに上昇するものの
決して成年耐用度数を超えることは無い。
そして栗。ごろっとデカイ。
ぐっと噛み締めればモサと甘さが融和して
喉の奥と そこに隣接する頬の内側にねったりと絡みつく甘さ。
だがそれが心地よい。
これは世界最高級クラス栗饅頭!
お歳暮はこれにキメタ。
某民放局営業のエライ人。ありがとう!
ちなみにネットで買おうとすると
二鶴堂のネット通販でしか買えない。
店舗も一部店舗でしか売っていない。
https://www.nikakudou.co.jp/commodity/index7.html

どれくらいネタネタが心地よかったかと言えば
すぐにコーヒーを飲まず 小1時間はネタネタを楽しんだほど。