あった!かりんとう饅頭。
なんやねん?かりんとう饅頭って。
どこがかりんとうなんよ?
そんでさ かりんとうとあんこでなんで要冷蔵????
そもそもカリントウ あまり得意ではない。
そもそもアンコ そんなに得意ではなかった。(今も若干)
死んだ親父は両者とも大好きだった。
もし親父が生きてたら 100個買って来いと言ったと思う。
俺は1個買った。
深夜のセブンイレブン。
袋から出して 直に触れたときの
この圧倒的なカリントウ感はナニゴト!!!!
この物体がまぎれもなくカリントウであることを
触感から認識させられるとは!!!!
外側に歯が触れた瞬間に さらなるカリントウ感が脳を襲う。
そして強烈。
強烈な甘さ。
ほのかに甘いとか
じんわり甘いとか
上品な甘さとか
あまじょっぱいとか
そんないまどきの和菓子の
腰の入らない甘さはすべて消し飛ぶ。
1個でごはん37杯分くらいのカロリーがあるんじゃないかとさえ思う。(事実は知らない)
キレも悪い。というかキレ感ゼロ。
口の中の全ての場所に甘さが絡みつく。
その甘さは毎秒0.07mmの速さでゆっくりと喉奥に移動して
そこに甘さの球体を作る。
その球体はそのまま放っておけば消え去るのに15分はかかる。
この種の甘さは俺の経験に無かった。
だからこの1個が俺の好き嫌いを決定付けるのだが
この文章を書いている今、コイツを食いたいと思っている。
あのカリカリ感・甘い球体とともに 小豆の粒感の心地よさ。
昨夜感じたあの感覚をもう一度 いや、もう百度味わいたい。
だれか100個(ごはん3700杯分)買って来い。
※ブラックコーヒーにジャストマッチ。
まるで立花政夫と立花和夫のように。