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俺は 二日酔いと 花粉症と インフルと ぎっくり腰のひとの気持ちが
まったくもって解らない嫌なヤローです。
実はこないだまでもうひとつありました。 それがバリウムを飲んでの胃の検診。

以下、俺の所感とともに まだバリウム未体験の人へのレポート
 





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1.本当の敵はバリウムじゃない

 「バリウムたいバリウム」
 「バリウム好かーん」

 そんなセリフばかり聞くから バリウムはよっぽどのもんだと思っていた。
 確かにバリウムはドロくて重くて変な薄味でキツい。
 だがその前にもっとすげー敵がいる。
 この尖兵があまりに強力である。
 発泡剤
 大きさはトイレの消臭剤のビーズタイプみたいなツブツブ。
 推定個数は50個。これがコップに入っている。
 これを一気に飲むのであるが
 口に入れた瞬間、唾液に触れた瞬間に発泡が始まる。
 飲むより先に口の中で発泡が始まる。
 その発泡力はすさまじく そのまま放っておいたら頬が膨らむほど。
 胃をパンパンに膨らませるだけの発泡力があるのだから 
 ほっぺたなど簡単に膨らんでしまう。
 発泡力はラムネ菓子の数億倍。(推定)
 この尖兵を飲み込んでから やっと本隊のバリウムなのであるが
 すでに発泡剤のおかげで胃はパンパン=妙な満腹感。
 満腹なのにさらにドロドロを飲めという。





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2.宇宙飛行士訓練

 胃をパンパンにして 写して終わりだと思ってた。
 妙なベッドに寝せられて ベッドの手すりをしっかりと握れと言われる。
 そこからベッドが3D回転。
 その動きたるや まさに宇宙遊泳。
 頭を下にしたり 横向いたり 縦になったり横になったり。
 水平から前後左右にプラス方向80度マイナス方向80度。(推定)
 何をしているのかと思えば胃のすべての壁にバリウムを張り付けている。
 透明のガラス瓶にペンキを少し入れて ガラス瓶の内側のすべてを塗っているのと同じ。
 そのベッドの操作は壁の向こうの操縦者によって行われる。
 彼女が何を見ながら3Dにベッドを動かしているのかは解らないが
 想像するに 俺の胃の状況を見ながら 
 塗料であるバリウムが付いていない部分を狙ってベッドを回すのだろう。
 きっと何万・何十万人の胃の画像を見てきた彼女は 
 もしかしたら医者より先に胃がんなど発見してしまうのかもしれない。






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3.出ない

 検診直後 吐いた。
 胃の中で膨張を続ける異物感にたまらず側溝に吐いた。
 あとから下から出るんだろうがそこまで待てない。
 大量の白い液体が出るかと思いきや ほとんど出ずじまい。
 下剤を渡される。
 腸はすこぶる強い俺。タイでもベトナムでも生水飲んでも大丈夫だった。
 ちょっと下痢っても1発2発出せば元に戻る。
 つまりは下剤などは記憶する限り飲んだことが無い。
 検診前に12時間は絶飲絶食だったので腹が減っているはずなんだが
 バリウムと発泡剤のせいで妙な膨満感が延々と続く。
 そのうち便意をもよおす。そしてカフェオレ色の液体を下から吐く。
 それが数回。大事な休日なのに何をする気も起きない。
 3回目あたりから普通の状態の固形物が出るようになったが
 その固形物の表面はうっすら白い。
 三日目くらいまで白いのには驚いた。








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所感

 2度とやりたくない。やらなかんけど。





希望

 いつまでバリウムやねん!
 代わるものは無いんかい!
 はよ他のモン開発せーや!

 ちなみにこのバリウムは中学理科で出てくるBaSO4の硫酸バリウム。
 X線を通過しないのでこの検診に使われる。





20代30代の まだバリウム未体験の方々へ

 キツいぞ。
 健康診断で 精神的に不健康になるぞ。