b2f8f62d

アマゾンで靴を買った。ずっと欲しかった靴。とうとう意を決して買った。
もう買った。支払いも済ませた。いや済んじゃいない。カード決済だから来月払うことになる。
とにかく買った。明日か明後日かに着荷するだろう。
過去形。俺はもう「買った」。
なのにバナーには靴の広告だらけ。

お気に入りを探していたのは数時間も前のことであって、俺は晴れて新しくてすごく気に入った靴を手に入れようとしているのに まだ買わせようとするのか。
広告主には申し訳ないが同じ靴を2足買ったりはしない。(たまにする)
もういい。靴の広告はもういい。NoThanks。なのにやたらと靴の広告。

 
 

8019157051_2678a2fd65_b

靴の広告の陰で、新たに俺の財布の紐を緩めるかもしれない商品の広告は死んでいる。
その商品の広告は俺をターゲッティングできないでいる。
なぜなら俺がその商品の存在を知らないから。
知らないから検索もしないし、熱心に価格比較もしない。
検索窓にその商品の名前を打つことは無いから、彼らは俺をターゲッティングできないでいる。

対してテレビCMや雑誌広告や街中で見る垂れ幕広告は違う。
不特定多数に対して大量に広告を流すから新たな需要を喚起する。
店頭の展示品や身近な知り合いの持ち物もそう。
無意識に、もしくは受動的にそれを見て 購買意欲を喚起させられ 
そこで初めて検索窓にその商品名を打ち込むことになる。
それはワニ肉かもしれないし地下アイドルグループのDVDかもしれない。
とにかく最初のきっかけはターゲッティングでは喚起されない。

グーグルやFaceBookが流している広告などは 俺らの興味の2番煎じ3番煎じでしかないと思う。
AMAZONのオススメなどは 既に購入済みの商品の類似商品ばかり出てくる。
楽天のトップのほうがまだマシだ。(買う気が雲散霧消する楽天の縦長の商品ページはどうにかして欲しい)
俺たちはおもしろいことを渇望しているのに ターゲッティング広告はいつもと同じ日常しか与えてくれないどころか、過ぎた過去を与えようとさえする。



kjhfdxdf

広告主は勘違いさせられている。
「今はコレですよ!」的な口車に乗せられている。
冷静に考えたほうがいいと思う。
リスティングして絞ってターゲッティングしてしまったことが 
新しい需要喚起を捨てて自ら市場を狭めていることになぜ気が付かないんだろう?
たった今、靴を買った人間に「靴もうひとつどうですか?」と勧められても「いやもういいよ」としか答えられない。
靴を買った人間に「そのおニューの靴でワニ肉レストランへ行きませんか?」ってワニ肉レストランの広告でも出ればその気になるかもしれない。

こんなこと書いてたら 俺のPCで俺が見る広告は 
ワニ肉とかアイドルグループで埋め尽くされるのかもしれないなあ。