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バイクで動くことが多い俺は
コンビニのトイレをお借りすることが多い。
いつもの道なら どこにコンビニがあって どこのコンビニが新しいか知っている。
新しいコンビニは ほぼ100%の確率でウォシュレット完備。
いい時代になったものだ。
トイレをお借りしたら 必ずなにか買うようにしている。

最近のウォシュレットには「乾燥」ボタンは無い。
あれは無駄だった。 holeの周辺だけが妙に熱くなって だが乾いた感は無い。
乾いた感を得るためにはえらく長い時間温風をあてる必要があって
そうなるとhole周辺はおろか内臓まで熱くなったような気さえしていた。

そして最近のコンビニのウォシュレットには「音」ボタンがある。
これも無駄だと言わざるを得ない。
妙にデカい音で鳥のさえずりなど流された日には
「今から私は恥ずかしい音を出して排泄いたします」と宣言しているようなものだ。
ボタンと回路とスピーカーだからそれほどコストがかかっているわけではないと思うが
それでもコストはかかっているわけでそれは製品価格に反映されるわけだ。
要らない。

そして俺にとって最も大事な機能は省かれる傾向にある。
「MOVE」機能だ。
洗浄するときにholeを目視はできない。どこに何が付着しているのかは解らない。
俺の一生の中でそれを確認したことは一度も無い。
だからこそ目視できなくてもMOVEで広範囲に効率よく洗浄することは
俺に非常なる安心感を与えてくれるのだ。
あの ウィンウィンウィンという音が 俺が綺麗になっていく証なのだ。
だが何故かMOVEは廃される方向にある。
なぜだ? 

だが私には策がある。


 




























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Myself MOVE!





 
 ※ここではウォシュレットを自動洗浄便座を表す一般名詞として使用しております。
   ってかもう一般名詞にして良くね?